【GAS】JavaScriptの変数

本記事では、JavaScriptの変数という概念とその仕組みについて紹介していきます。

変数とは

JavaScriptにおける変数の初学者向けの説明としてはいろいろな方法が試みられていますが、私としては「値を入れておくための箱」が最も簡単で実態を十分に表現できていると思いますので、ここでは「変数=箱」として説明をさせていただきます。

特に他のプログラミング言語に詳しい方からは、「変数を箱としてしまうと混乱の元になる」との意見がよくありますが、少なくともJavaScriptにおいては「変数=箱」の理解で十分であると考えております。

変数の使い方

以下のコードをご覧ください。繰り返しになりますが、”paiza”のエディタ上であなたが行なった編集は保存されず、他の人に見られたり影響を与えたりすることはないので、自由に使っていただいて構いません。

まず、1行目のvar animal = "dog";ですが、「animalという名前の変数を用意し、その中に”dog”を入れて下さい」という処理を表しています。これにより、animalという変数=箱の中に”dog”という文字列が格納されることになります。

「var」は、”variable”の略で、変数の宣言をする際に利用します。変数の宣言とは、「新しく、このような名前の変数を用意して、使っていきます」ということを表します。今回は「var animal」となっていますので、「新しく、animalという名前の変数を用意して、使っていきます」という意味合いになります。

また、JavaScriptにおける「=」は、数学のように「左と右が同じ」という意味ではなく、「左に右を入れて下さい」という意味を表します。今回は、「animal = “dog”」となっていますので、「animalに”dog”を入れて下さい」という意味になります。変数に値を入れることは、一般的には数学と同様に「代入」と呼ばれますが、「格納」と呼んでいる方も多いように思います。「格納」はまさに「変数=箱」のイメージから来ているものと思われます。

2行目のconsole.log(animal);は、「コンソールにanimalを表示して下さい」という処理を表しています。これにより、コンソールにはanimalに格納されている”dog”が表示されています。

ここでの注意点は、2行目のカッコの中身のanimalをダブルクォーテーション(”)で囲まないことです。ダブルクォーテーションで囲んでしまうと、それは「文字列、テキスト」として認識されてしまい、変数として取り扱ってもらえなくなります。

やってみよう

2行目のカッコの中身のanimalをダブルクォーテーションで囲んだ状態で「実行」をし、異なった結果が出力されることが確認して下さい。

変数の値の上書き

変数の値は、宣言したときに代入した値から更新、上書きすることが可能です。

こちらのコードは、最初に示したコードに2行目のanimal = "cat";を書き足したものです。2行目は、「animalに”cat”を代入して下さい」という意味になりますが、animalにはすでに1行目で”dog”が格納されています。このような場合は、後ろの行での指示により値が上書きされることになりますので、4行目のconsole.log(animal);でコンソールに出力されるのは、2行目の”cat”になります。

やってみよう

3行目に、別の動物の名前をanimalに代入する処理を書き足し、コンソールに出力される結果がその動物の名前に変わることを確認して下さい。

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【GAS】JavaScriptのデータ型

 

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社メタレピュテーション代表取締役 生産性向上コンサルタントとして、働き方改革に役立つ人事制度設計やプログラミングによる業務効率改善に関する情報を発信。また、統計学や機械学習による、ビジネス課題の把握や改善策の提案。 WACA認定上級ウェブ解析士、JDLA E資格、応用情報技術者