【GAS】JavaScriptのデータ型

本記事では、JavaScriptのデータ型について紹介していきます。

データ型とは

データ型とは、そのデータがどのような種類のものなのかを示したものです。プログラミング言語によって、データ型の種類や数、それぞれの定義は異なります。

データ型ごとに行える処理の種類が異なるため、自分が処理したいと思っているデータがどのデータ型になっているのかは常に把握しておくことが必要です。

JavaScriptにおけるデータ型

JavaScriptにおいては、主に以下のようなデータ型があります。

概要 データ例1 データ例2
文字列 「文字列」や「テキスト」であることを示します。必ず、ダブルクォーテーション(”)で囲まれています。 “犬” “dog”
数値 数値であることを示します。四則演算が可能です。ダブルクォーテーションで囲まれていてはいけません。 1 0.5
真偽 真偽(命題が正しいか誤っているか)をtrue,falseで表します。ダブルクォーテーションで囲まれていてはいけません。 true false
配列 いくつかのデータをまとめています。角カッコ([])で囲まれています。 [“りんご”,”ばなな”] [0,10]

文字列の結合

文字列は、プラス(+)記号を用いることで、結合することが出来ます。

文字列のデータ同士をプラス記号でつなぐことにより、文章をつなげることが出来ます。もちろん、3つ以上の文字列でも、プラス記号を用いてつないでいけば一つの文章とすることが出来ます。

やってみよう

「text0」という変数を用意して、「”私は”」という文字列を代入して下さい。それを利用して、コンソールに「私はりんごを食べる」と表示されるようコードを編集してみて下さい。

数値型の演算

数値型は、演算記号を用いることで、四則演算を行うことが出来ます。プラス記号(+)では足し算、マイナス記号(-)では引き算、アスタリスク(*)では掛け算、スラッシュ(/)で割り算を行うことが出来ます。

やってみよう

マイナス記号、アスタリスク、スラッシュをそれぞれ利用して、コンソールに出力される結果を引き算、掛け算、割り算の答えになるようにコードを編集して下さい。

数値型の注意点

文字列型は必ずダブルクォーテーションで囲まれている必要があります。これは、逆に言えば「ダブルクォーテーションで囲まれているものは文字列型と認識される」ということでもあります。すなわち、数値型のつもりで”0″や”-1″などと記述してしまうと、「文字列としての0」あるいは「文字列としての-1」と認識されてしまい、足し算や掛け算などの計算が正しく行えなくなってしまいます。

VBAとの違い

JavaScriptにおけるデータ型の理解を深めるために、MicrosoftのExcelで使われるVBAというプログラミング言語との比較をしたいと思います。Excelの「マクロ」を作成されたことのある方であれば、馴染みのある言語なのではないでしょうか。

VBAでは、変数を宣言する時点でデータ型も合わせて宣言する必要があり、それは後から変更することが出来ません。従って、文字列型で宣言した変数に、数値型のデータを代入しようとするとエラーになります。一方、JavaScriptにおいては、変数を宣言する時点ではデータ型の宣言は必要がありません。変数のデータ型を意識することなく、どのようなデータでも代入することが出来ます。このことは、「JavaScriptが柔軟性を持っている」とも言えますし、「JavaScriptは予期せぬデータの代入でもエラーが起こらず、気付きにくい」とも言え、一長一短です。

また、厳密には、JavaScriptにおいてもデータ型が宣言時に固定され、後から変更できないような宣言方法もありますが、それらは本連載のレベルを超えるため、わかりやすさのために省略させていただきます。

「はじめてのGAS」次の記事

【GAS】JavaScriptの配列

 

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ABOUTこの記事をかいた人

株式会社メタレピュテーション代表取締役 生産性向上コンサルタントとして、働き方改革に役立つ人事制度設計やプログラミングによる業務効率改善に関する情報を発信。また、統計学や機械学習による、ビジネス課題の把握や改善策の提案。 WACA認定上級ウェブ解析士、JDLA E資格、応用情報技術者